(2)スーパーフードと言える珈琲の恵みへの気付き
匠との御縁をきっかけとして、本格的に珈琲の学びを始めた私が、最初に気付かされた事は、自分の珈琲の認識が、間違っていたという事実でした。
凝り性の私は、珈琲の真実を解明する為、30冊前後の珈琲に関する書籍を乱読しました。
それまで私は、珈琲を単なる嗜好品的な飲み物としか認識していませんでした。しかし、真実は、摂り方を少し工夫すれば、美味しくて、経済的あり、健康にも寄与するスーパーフード的な恵みが、珈琲には在る事に気付かされました。
乱読後、珈琲本を精読し、1日3杯の珈琲を摂るだけで受けとれる効能として、エビデンスがしっかりしていると思われるものだけでも、
①糖尿病予防効果
②動脈硬化予防効果
③代謝を高めるダイエット効果
④発がん抑制効果(特に肝臓がん・子宮がん・直腸がん等)
⑤認知症・パーキンソン病予防効果
⑥アルコール毒性を下げる肝臓病予防効果
⑦うつ病リスク軽減効果。
⑧シミ対策となるアンチエイジング効果
⑨長寿ホルモンアディポネクチン促進効果
⑩抗菌効果(ピロリ菌・大腸菌)等
の恵みのあるスーパーフードである真実に気付き、益々、珈琲道への想いが強くなりました。
1日3~4杯の新鮮な珈琲をカミさんと飲み続けて、3年以上になりますが、お陰様で私もカミさんも体調は万全。私の場合一番驚いているのは、若い頃(30代後半)から高血圧気味で、いつも、会社の健康診断でひっかかって、事後の医者との面談では、いつも降圧剤を飲むよう勧められていました。
父譲りの薬嫌いで、運動をして下げるからと言って、ここ20年、降圧剤は断固として、飲みませんでした。ところが週に2,3回のスロージョギングでも、中々20年間下がらなかった血圧が、今はほぼ検診でもひっかからない正常血圧前後に落ち着いています。新鮮な珈琲を飲む以外、生活習慣はなにも変えていないので、自分では、これは珈琲の御利益だと勝手に思い込んいます。